今日は私が取得をおススメするFPと投資診断士について紹介します。
どちらも、「”お金に関すること”の基本的な知識を身につけることのできる資格」です。個人の資産運用にも大変役に立ちますので、取得をおススメします。
1 FP(ファイナンシャルプランナー)について
ファイナンシャルプランナーという資格も、浸透してきていると思われます。FPの資格と言っても、幅や種類があります。FP技能検定3級~1級、AFP・CFPというような資格があります。
そもそもFPとは、「夢や目標を達成するために、ライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、家族状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険など、あらゆるデータを集めて、現状を分析」し、「ライフイベントを考慮したうえで、長期的かつ総合的な視点でさまざまなアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行」をする・できるようになれる資格です。FPの資格で生計を立てる人たちは、”お客さんの”という視点が加わります。
私は、このFP3級の取得をおススメします。個人レベルでは、3級くらいで十分です。もっと資格の強みを生かしたい方は、2級以上の取得を目指されると良いかと思います。
3級の勉強・取得によりファイナンシャル・プランニング(家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など)の知識を身に着けることができ、3級でも個人レベルなら必要十分な知識を身に着けることができます。
私の役に立った事例としては、家族としてのライフプランの作成、保険の知識を取得したことによる家族としての保険の見直し、住宅ローン等について学ぶことにより自分の中で「賃貸VS自宅購入」に関する結論(私は、”賃貸”という結論に至り、それについて家族のライフプランに組み込んでいます。後日、ブログにて。)など、役に立てることができました。
上記のファイナンシャル・プランニングに関する知識は、持っていなければFPや税理士等の専門家の力を借りる必要がありますが、それには、費用が掛かります。また、特に保険会社に属するFP等は、保険の見直しについて、考え方を示唆してくれますが、結局は自社商品の売り込みが目的のため、こちらが期待しているようなもの(どの保険会社が割安、この商品はコレが強みなど)が出てこないことがあります。やはり、”ある程度の知識”がないと、必要のない・期待はずれの専門家への手数料などで自分が損をしてしまうということです。
その個人が身に着けておくべき”ある程度の知識”にピッタリなのがFP3級です。取得、おススメです。
参照:日本FP協会HP
2 投資診断士について
投資診断士とは、「投資を検討している方、投資を検討しているが踏み出すのが怖い方、投資で後悔したくない方、そういった方々に投資についてのアドバイス(啓蒙)をしていくための資格です。近年では、NISAやiDeCoといった投資にまつわる制度や、仮想通貨などの新しい投資手法も生まれてきているため、そうした新しいトピックについてもカバーして」いる、そういった知識を身に着けることのできる資格です。(出典:投資診断協会HPより)
FPとの違いは、投資診断士は投資の部分に特化しており、身に着けることにより、具体的にNISAではどのようなものを購入するのか・すべきなのか、特性や注意点を学ぶことができます。
「投資は自己責任」です。それゆえ、一歩踏み出すのにものすごく勇気が必要ですし、「いざ踏み出してみたら”やけど”した」というのも良く聞く話です。しかし、その”やけど”って本当に”やけど”ですか?例えば、積立NISAで長期・分散・積立のもとに投資してるのに、始めてたった2~3か月程度の成果でマイナスだった(”やけど”した。)から辞めよう、というのは積立NISAの特性・強みをご理解いただけていないことの現れと思います。そのような、投資に関する最低限の知識を取得できるのが、投資診断士の資格です。
「自己責任」には、やはり”ある程度の知識”が必要です。その個人が身に着けておくべき投資に関する”ある程度の知識”にピッタリなのが投資診断士です。取得、おススメです。
参照:投資診断協会HP
3 まとめ
今回、FPと投資診断士の2つを紹介しました。私の考えとしては、どちらも自己責任で”お金に関すること”を決めることができる知識を得るきっかけとなる資格であると思います。ちなみに、合格もそこまで難しくありません。この取得をきっかけに、更に勉強してみる→生活の糧とする、ということもあるかもしれませんが、それには更なる勉強と上位の資格を取る必要があるかもしれません。