【メンターの教え】アドラー心理学から学ぶ(第1回)

メンターからの教え

あなたの生き方にモットーはありますか?生きることに疲れていませんか?「仕事」に生かされていませんか?

1 アドラー心理学との出会い

私も、アドラー心理学の考え方に出会うまでは、自分の人生についてあまり深く考えず、ただ日々の仕事と家族との生活に漫然とした日々を送るだけでした。ただ、家族が健康で、それを養っていくことが私の使命であり幸せだと思っていました。

しかし、アドラーの個人心理学(通称:アドラー心理学)の考え方と3年前に出会い、自分の人生について考え直すきっかけとすることができました。

2 アドラー心理学を知るきっかけ

きっかけは本当にたまたま、「最近全く読書してないな。何かおもしろい本はないかな。」と思ってネットをポチポチしていたら、「嫌われる勇気」という本に巡り合いました。その本のレヴューを見たとき、「評価もいいし、なんだかおもしろそうだな。」くらいの感覚で購入し、読み始めました。買った時点では、「嫌われる勇気」という本自体が、ヒットしていたことも、世間でアドラー心理学に関する脚光を浴びていたことなど全く知らない状況でした。

3 「嫌われる勇気」はアドラー心理学の入門

「嫌われる勇気」は、哲人と青年の問答形式で青年の抱える悩みに対して、哲人がアドラー心理学の面から助言を与えるという流れで進んでいきます。青年の抱える悩みや主張は、誰しも皆が抱くもので、「自分もそうだな~」と思うものがほとんどです。そのような悩みに対して、哲人から理路整然とバッサリ切られるのが、とても印象に残りますし、アドラー心理学の考え方も「そういう視点もあったのか!」と新しい気づきを与えてくれます。とても読みやすく、アドラー心理学がどのようなものか知るきっかけとしては、とても良い一冊です。

4 実践には「勇気」が必要なアドラー心理学

「嫌われる勇気」の一場面に青年が「こんなに苦しむなら、アドラー心理学なんて知らない方がよかった!これは(アドラー心理学の考え方は)毒物です!」という場面があります。「嫌われる勇気」を読み進めて行けば、「全ての悩みは対人関係に起因」「それでは対人関係をどうするか」というアドラーの考え方に納得はするものの、その実践にはとても勇気が必要なことがわかります。まさに「言うは易く行うは難し」なのです。

5 最後に

今回は、あくまで知るきっかけをご紹介しました。アドラー心理学について学びたい方は是非、「嫌われる勇気」から始めてみてください。

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