我が家は、どちらかというと田舎に近い地域です。
昨年、この地域に引っ越してきて、アパートから借家への引越(直距離500mくらい)を経て今の家に家族4人で住んでいます。
初夏が近づくにつれ・・・
自然の変化を視覚・聴覚・嗅覚で感じるころができます。
特に、うちの近くではホタルが見れます。そんなに、幻想的にたくさんいるわけではないですが、子供達が喜ぶくらいには見ることができます。
子供達も、夜暗くなってから外出すること、ライトを持って家族みんなでブラブラすること、光っているホタルをみることの体験をとても喜んでくれます。
思うこと
こんなに素直に喜んでくれるところを見れることは、仮に幹部自衛官を続けていて、単身赴任をして、家族と離れ離れになっていたらできなかったかもしれません。
時間だけは、みんな平等で、時間はあっと言う間に過ぎていきます。この時間を仕事のために使うのか、家族のために使うのか、自分のために使うのか・・・その配分のバランスをしっかりと持つことが、人生の幸せの土台なのではないかと思います。
以前の自衛官としての自分は、仕事へ偏重しすぎていました。偏重せざるを得ませんでした。「安定した”お金”で不自由ない暮らしを家族に提供することで家族を守っている」と自分を納得させて、長期で家を空けることもしょうがないことだと理解させていました。
仮に独身で一人だったらよかった(?のでしょうか)かもしれませんが。単純に、家族と物理的に離れる時間はやはり取り返すことができませんし、生じた”溝”を埋めるのは容易ではありません。
自分にとって本当に大切なものは何か、何を重視するのか・・・そこを少し明確にすることが人生を幸せに生きることに繋がると思います。
また、当たり前ですが、自分の環境は時間とともに変わります。特に、子供の親離れ~完全な独立は人生の節目、しっかりとその後のことを考えておく必要があると思っています。
余談ですが、田舎暮らしで感じる初夏3選
1 ホタルがいる。しかも、その辺の農業用の水路にいる。
2 田植えの季節になると、田んぼに水を引くため側溝に水が流れる。その流れる音が思った以上にうるさく、雨が降っている音と勘違いするくらい大きい。
3 カエルの鳴き声がうるさい。