転職活動

自衛官として現役、または転職について悩んでいるあなたの一助となれば幸いです。

1 転職活動開始前

普通の人は、「転職したいから退職!」というのが普通でしょう。私の場合は、実は違いました。貯金も十分(どれくらいが十分なのでしょうか(笑))あり、退職金ももらえるため、「退職しても、いっとき働かなくていいや!資格の勉強しながら主夫をして、考えよう!」くらいの気持ちでした。すなわち、「退職することが先にきて、転職については先延ばし」という状況でした・・・。当初は・・・。しかし!やはり、収入がなくなるという恐怖、社会保険で国民健康保険・国民年金を支払うという負担等々、「やっぱ働いたほうがいいな」ということになり、妻とも相談の上、働くことにしました。それが、退職日のちょうど1か月前のこと。

2 転職活動開始!

最初は、「コロナ禍だけど、なんとかなるだろ(笑)」やはり、防大からエスカレーター式に入隊し、就職活動すら未経験の自分には厳しかったです(笑)結論から言うと、「選ばなければいくらでもある」というところです。後述しますが、私は、マイナビとスカウト人材という転職サイトを利用したのですが、厳しい条件を課さなければ、いくらでも仕事先はありますよ。自分は、「新業種(未経験)の自分のやりたいこと」を優先したため、すぐには見つからなかったですが、大変運よく、3週間ほどで今働いているところに拾っていただきました。転職活動の細部の体験談はまた別のときに書きます!以下、私の実体験に基づく、転職の利・不利について記載します。

3 私が感じた(体感した)自衛官から転職する利点

※ 転職先の業種・形態により、下記の利点は変わってくると思います。あくまで“私が感じた”ものです
〇 訓練・即応性の保持等の制約からの解放
私にとっては、これが一番大きいです。毎日、家に帰ることができて、毎日家族に会える。当たり前のことかもしれませんが、自衛官であった10年間、月の3分の1は家にいないのが常でした。家に居すぎるが故に感じる弊害はまた後述(笑)。また、初動対処などはもちろん、休みの日も電話がばんばんかかってくることからの解放も、最高です!指揮官を経験すると、休みの日の当直からの電話は恐怖ものでした・・・。
〇 全国異動からの解放
全国異動の呪縛は、自分のみならず、家族への負担も大きいため、転職後の定住できることへの安心感、将来の計画の立てやすさは大きいと思います。
〇 自分の時間が圧倒的に長く確保できる。
家族との時間、自分のために割ける時間が、2~3倍くらいになり、今まで手をつけれなかったやりたいことができるようになりました。現職時代は、仕事にほとんどの体力を持っていかれて、子供と遊びに行くのも、趣味をするのも億劫な状態でした・・・。

4 私が感じた(体感した)自衛官から転職する欠点

私にとっては、たった1点です。ズバリ、「収入が半分になったこと」!以上、1点(笑)。冗談抜きでちょうど半分です!
自衛官としての職歴は、私の場合、再就職に全く加味されませんでした。なので、給与は新卒相当から開始です。でも、貯金はできなくても生活する分には大丈夫でした。貯金もありましたし、増えた自分の時間でそれを資産運用で増やすこともやっています。

5 転職活動のやり方おすすめ

ちなみに、普通の依願退職ではもちろん援護は使えません。自己開拓しか道はありません。そんな中、やはり使えるのは大手の転職サイトに登録し、そこで探すことでしょうか。ただし、大手の転職サイトの求人は、都市圏の求人が多くを占め、ローカルな求人はありません。比較的、田舎な地域に居を構えて、近くで職を探したい方はハローワークや地元求人を活用した方が見つかりやすいかもしれません。

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