昨日、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」を使用してWEB上で確定申告を行いました。私の場合(ふるさと納税に伴う寄付金控除の申告のみ)、所要時間は、15分。昨年までは税務署まで行って確定申告をしていたのが馬鹿らしくなるくらい簡単に終わりました。
事前に準備するもの
・マイナンバーカード(住民税の申告に家族のマイナンバーを送信する必要があるため、家族分を用意されると良いと思います。)
・給与所得の源泉徴収票
・申告に必要な書類
これは、申告する所得や控除により準備するものが異なります。ふるさと納税に伴う寄付金控除の申告であれば、申告の際、自治体への寄付した日付・寄付先自治体の入力が必要なため、自治体からの寄付金受納証明書が必要です。不動産所得であれば、不動産からの収入や経費。年金を雑所得で申告する際は、年金の源泉徴収票など。
では確定申告をしましょう。
やり方は、基本的に指示がでますので、指示の通りに入力していきます。スマホでもできるようですが、入力する箇所がそれなりにあるため、パソコンでやった方が確実に楽ですね。私も打ち込んでて「スマホだったら嫌になるなぁ・・・。」なんて思いながらやってました。
利用者識別番号の未取得の方は、取得から開始することとなります。私は、昨年取得していましたので、すぐに申告内容の入力から開始することができました。
利用者識別番号を取得された方は、来年以降もe-Taxの申告で利用者識別番号とそのパスワードを使用するので、登録内容をプリントアウトしておくなり、筆記して控えておくなりしておくことをおススメします。しょせん、年に1回のことなので、なにかしらに記録しておかないと、来年確実に忘れますよ。
では、下記のリンクから国税庁のe-Taxに接続してやってみてください。
こちらをクリック→個人の確定申告e-Tax
どうです?簡単だったでしょう!
ただし、不動産、株取引などによる譲渡所得・配当所得、事業所得のある方は、個人では厳しいのかもしれません。そういう時は、税理士にお願いしましょう。確定申告だけなら、そこまで高い報酬は請求されないようですよ。
また、確定申告に必要な書類は、1年を通じて準備しておく必要があります。基本的には、確定申告の期間は、2月中旬からの1カ月程度しかありません。現在は、コロナの影響で4月中旬までとなっていますし、コロナが原因であれば、申告期間が終了しても税務署に相談の上、申告することが可能となることがあります。
年が明けて、「あの書類がない!」と慌てても、やはり税金にからむ控除関係の証明書は、再発行に時間がかかります。生命保険の控除証明やiDecoの控除証明も再発行は時間がかかりますので注意してください。